コラム COLUMN
なぜインプラントは歯医者でのメンテナンスが必要?その理由とやり方を解説
皆さんこんにちは。
大阪府箕面市のクレオ今宮デンタルクリニックです。
インプラントは自由診療で、保険診療の差し歯や入れ歯とくらべると費用負担が大きくなるため、できるだけ長持ちさせたいものですよね。
そのためには、「ご自宅での歯磨き」にプラスして「歯医者でのメンテナンス」が大切です。
インプラント治療後、状態がよいからといってメンテナンスをせずにいると、インプラントの周りの組織に炎症が起こるリスクがあります。
今回は、「インプラントにメンテナンスが必要な理由とその方法」について、お話しします。
なぜインプラントはメンテナンスが必要?
歯医者でのメンテナンスが必要な理由は、以下の2つです。
1.インプラント周囲炎の予防
インプラントは人工の土台と被せ物なので、むし歯になることはありません。
しかし、インプラントの周りに汚れが溜まると、歯周病に似た病気「インプラント周囲炎」になり、進行するとインプラントが抜け落ちるリスクがあります。
インプラント周囲炎を予防するためには、定期的に歯科を受診し、プロによるクリーニングを受けることが大切です。
メンテナンスでは、インプラント専用の器具を使って、歯ブラシの毛先が届かないところの汚れをかきだし、インプラント周囲炎を予防します。
厚生労働省の報告では、インプラント治療後に定期検診を受けていない人は、受けていた人に比べてインプラントの残存率が低く、インプラント周囲炎のリスクが高いことが明らかになっています。
(参考:厚生労働省委託事業「歯科保健医療情報収集等事業」歯科インプラント治療のためのQ&A-インプラント治療でのメインテナンスの重要性についてp10より) >
2.異常の早期発見につながる
インプラント周囲炎になったら、インプラントを支える歯槽骨が溶ける前に適切な処置をすることが大切です。
その点、定期的にメンテナンスに通っていれば、歯ぐきの異常を早期に発見することができます。
そのほかにも、患者様ご自身では気づきにくいトラブルが起きていないかをプロの目によって細かくチェックします。
歯医者のメンテナンスは何をするの?
歯医者のメンテナンスでは、歯科衛生士が専門の機械を使って行うPMTCというクリーニングを行います。
PMTCでは、歯磨きでは落としきれない歯石や細菌を取り除くことが可能です。
ほかにも、
・歯ぐきの状態確認(出血の有無)
・歯と歯ぐきの境目の歯周ポケットの深さの確認
・インプラントの動揺
・歯ぐきからの膿の確認
などをチェックして、必要であればレントゲンや歯科用CTで撮影し、異常の早期発見・早期治療につとめます。
メンテナンスが大切なのはもちろんですが、ご自宅での毎日のブラッシングも欠かせません。
患者様のお口に合った効果的な歯磨きができるよう、ブラッシング指導も併せて行います。
インプラント埋入後もメンテナンスでサポート
大阪府箕面市のクレオ今宮デンタルクリニックでは、インプラント埋入後も患者様との信頼関係を築きながらメンテナンスをしっかりと行っています。
当院は、今宮停留所から徒歩5分、駐車場6台と、電車、バス、車で通院が可能です。
土日も診療していますので、ご都合に合わせてご予約ください。
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